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「お山の学校」……コメ作りなど農業体験をしています。
長野県佐久穂町で地元自治体や農家のみなさんのご協力で、年に数度、「お山の学校」という企画を実施し、田植え、稲刈り、脱穀などコメ作りを中心に、農業体験を行います。

昨年(2011年)は、約190kgを収穫。「佐久穂稀」(さくほまれ)と命名され、みんなで新米の味を堪能しました。

今年も、梅雨入りした6月9日(土)に田植えを敢行。10月には稲刈り・ハザ架け、11月には脱穀・モミ擦りなどの農作業を経て新米が楽しめます。

また、「お山の学校」では、コメ作りの他にも、季節に合わせて、山菜狩りや川遊び、紅葉狩り、トレッキングなど、四季折々の自然を満喫します。
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豊かな自然の中で、人々と触れ合い地域振興に貢献する
〜「八千穂お山の家」の2012年をふり返る〜
 昨年12月25日のクリスマスの夜、2期目を終えた「NPO法人八千穂お山の家」の総会と忘年会が開かれ、1年間の活動を振り返りながら、新しい年の抱負を語り合いました。


◆2年目のコメ作り……少し上達!?

 佐久穂町農家のご夫婦に協力していただきながら、前年と同じ田んぼで取り組んだコメ作り。年間通して安定した天候にも恵まれ前年以上の出来で、「佐久穂稀(さくほまれ)」と命名したコシヒカリ200kg以上を収穫。初年は収穫を欲張って、田植えで一株当りの苗の本数を多くしてしまいがちでしたが、今回はそこをグッと堪えた成果だったのかもしれません。また前年は2日がかりでその上機械にもお世話になった稲刈りでしたが、鎌を手に最後までやりきるなど、慣れないながらも少しずつ上達を実感しました。コメ作りのおもしろさが分かり始めています。

◆「ジーバ共和国」でリンゴ狩りや蕎麦打ち体験
 コメ作り企画と合わせて企画された「ジーバ共和国」では、りんご狩り&ジャム作りや野菜収穫&蕎麦打ち体験も。地元の果樹農家や蕎麦打ち名人との交流も広がり、都会と農山村を結び付けていくための今後の活動のヒントにもなりました。

◆小学校体育館で「民族歌舞団荒馬座」の試演会……文化交流も
 春まだ浅い4月、地元の小学校体育館で、「お山の家」の施設オーナーの「民族歌舞団荒馬座」の試演会を地元教育委員会の後援も得てコーディネイトすることもできました。みぞれ降る中にもかかわらず120名を越える地元の方々が観劇に来てくれるなど、NPOの活動は地域とつながり、豊かに発展しています。

 2013年はさらに大きく飛躍する年にと、期待が膨らむ総会&忘年会となりました。

北八ヶ岳・八千穂高原でグリーン・ツーリズムの普及活動を目的に
 北八ヶ岳・八千穂高原(長野県佐久穂町)を拠点に、グリーン・ツーリズムの推進と実践を行うことで、都市部に暮らす人々(子どもたち)に大自然を提供し、またこの地域に生活する人々との交流を通じて、日頃味わえない生活や文化に触れる機会を提供することを目的に設立したNPO法人です。
グリーン・ツーリズムとは
農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動です。
英国ではルーラル・ツーリズム、グリーン・ツーリズム、フランスではツーリズム・ベール(緑の旅行)と呼ばれています。(農水省HPから)
通称「お山のお家」(民族歌舞団「荒馬座」八千穂センター)を拠点に
 北八ヶ岳・八千穂高原。標高約1,100mのメルヘン街道沿いに、子どもたちが通称「お山の家」と呼ぶ民族歌舞団「荒馬座」の八千穂センターがあります。
 約1,000坪の敷地に30名程度を収容できる宿泊棟や体育館(稽古場)、プロ仕様の厨房や食堂、暖炉のある居間などの施設が整っています。
 荒馬座のご厚意でこの「お山の家」を利用させていただきながら、雄大な北八ヶ岳の大自然を満喫します。
大自然に抱かれて
北八ヶ岳・八千穂高原は、春の新緑、高原を渡る夏の涼風、秋の紅葉、うっすらと雪化粧した冬の寒さなど、訪れる人に四季折々の大自然を魅せてくれます。ちょっと足を延ばしてメルヘン街道・麦草峠を散策すれば、トウヒやシラビソの原生林を抜けて白駒池が。1周40分程度の“探検”も楽しめます。
地元の風土・文化に親しむ
八千穂高原がある長野県佐久穂町は、人口1万2千人余の高原野菜などの農業や林業を中心に、自然と共生するまちです。また、まちの南北を日本一の長河・千曲川が貫き、JR小海線が走ります。この地域に暮らす人びととの交流を通して、長い歴史の中で育まれた風土や文化に触れたなら、ゆっくりと流れる時間に気がつきます。
子どもたちの豊かな育ちを
豊かな自然やそこに暮らす人びとが紡ぎ出してきた風土や文化に浸ることは、大人だけでなく、子どもたちの情緒豊かな育ちにとっても、都会暮らしでは味わえない“何か”を与えてくれるはず。ぜひ、できるところから、グリーン・ツーリズム始めてみませんか。


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